起源は古代中国の風習で三元があり、それらが日本に伝わりました。
三元とは一年を6か月、三か月、三か月に分けて上元は1月15日、中元は7月15日、下元は10月15日(日付けは旧暦)いづれの日もほぼ満月の頃。
中国の道教では中元は一日中火を焚いて神を祝う風習から・・・のちに祖先の霊を供養する
盂蘭盆(うらぼん)へとかわり、中元と一体化していきました。
日本ではお盆の行事と重なりお世話になった人々に贈答の習慣がお中元と言われる様になりました。
上元=この日は小豆粥を食べるとその年の邪気を除くと言われた。
中元=先祖の霊の供養する盂蘭盆を催す。
下元=古代中国では先祖の霊を祀る行事だったが後に災厄を逃れるように祈る日となった。
収穫に感謝する十日夜、亥の子が日本に伝わって下元が収穫祭へと結びついたとされています。
日本ではお盆に先祖の霊を慰めてのお墓参りと仏壇飾り、盆休みなどと日本流になっていますがもう一つ、私の住む町内の子供たちは亥の月【11月)子供たちの無事な成長と秋の収穫を祝う亥の子祭りが毎年行われています。
*今年は暦の上では西暦2014年 平成26年 甲午年です。
昭和59年~甲子から平成55年~癸亥迄の60年間、現在は下元花甲の年であります。
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